NECは、IT・ネットワーク技術を導入することにより、二酸化炭素(CO2)排出量がどれだけ削減されるかを、設計開発部門や営業部門の担当者が簡便、迅速に評価し、その評価結果を設計に反映できる設計支援ソフトウェアツールを開発した。今回開発したツールの特長は、(1)環境に関する専門知識がなくても、環境負荷評価モデルを容易に構築できるテンプレート機能や、(2)CO2排出量削減効果を容易に比較し、グラフ化するエコデザイン支援機能をもっていること、また、(3)NECがこれまで実施してきた50以上のソリューション評価事例のデータベースを搭載することで評価の簡便化を実現している。NECは、4月に開始したNECグループソフトウェア/サービス等のソリューションに係わる「エコシンボル」認定制度において本ツールの運用を決めた。ツールの活用により、NECグループの多岐に渡る設計開発部門において、環境専門家の評価がなくても、よりCO2排出量削減効果の高いソフトウェア、サービス等のソリューションを開発する体制が整った。ツールの特長(1)評価モデルの作成を容易にするテンプレート機能IT・ネットワーク技術の活用によるCO2排出量削減効果を評価するためには、導入前後のCO2排出要因を整理した、環境負荷評価モデルを作成する必要がるが、そのためには環境負荷を下げる要因に関する専門的な知識が必要であり、環境専門家の評価を得ずに設計開発部門や営業部門の担当者だけで評価モデルを作成することは大変困難だった。本ツールでは、代表的なソリューションについて、評価モデルをテンプレートで提供する機能を備えており、テンプレートに必要な情報を入力することで簡単に評価モデルを作成することができる。(2)CO2削減効果の高い設計をサポートするエコデザイン支援機能本ツールでは、複数のソリューション案を入力してそのCO2削減効果を比較する機能や、入力結果に応じて評価結果をリアルタイムにグラフ等で表示する機能を備えている。この機能を活用することで、よりCO2削減効果の高いソリューションの実現をサポートする。(3)多数のソリューション評価事例データベースを搭載本ツールは、NECがこれまで実施してきた多数のソリューション評価事例のうち、50以上の評価事例のデータベースを搭載。データベースにある過去の類似事例を参考にすることにより、評価の簡便化が図れる。問い合わせNEC中央研究所研究企画部企画戦略グループhttps://www.nec.co.jp/r_and_d/ja/cl/contact.html
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NEC/CO2排出量削減効果を高める設計の支援ツール開発
2005年07月03日/未分類
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