古河電気工業（株）は、戦略ファンドの第1弾として「東洋のデトロイト」化を目指し着々と自動車産業を伸長させているタイで、自動車部品製造販売会社を設立する。
新会社は世界で8番目の自動車エアバック用ステアリング・ロール･コネクター（以下：SRC）製造・販売拠点として、ホンダと他日系カーメーカー向け新規受注を目指し、SRCのJIT（ジャストインタイム）生産・納入を開始する。
また、SRCで事業基盤を確立し、さらに当社がタイで商権を持っていないワイヤーハーネスでの新規参入をも目指し、自動車部品事業の商圏拡大を図り、将来的には、今後需要が伸びると予想されるインド等西南アジア地区への製造販売も視野に入れた拠点としていく。
タイ新会社概要
会社名：登録中
出資比率：当社100％を予定
資本金：約5億円
資金投入額：約10億円
設立予定地：タイ・チョンブリ県ピントン工業団地（タイ投資庁奨励第二ゾーン）
工場：敷地12,000㎡、生産エリア4,000㎡、事務所他エリア1,000㎡（リース）
会社設立予定：2005年10月
操業開始予定：2006年4月（目標：2006年2月）
生産品目：SRC及びワイヤーハーネス
