(株)マルイチ産商は、2007年度を目標年度とした中期経営計画「スパイラルアップ2007」を見直し、2008年度からの新中期経営計画を策定した。
顧客基軸のサプライチェーン構築のための機能強化(リテールサポート、IT・物流、加工サービス等)や経営基盤を支えるための内部統制強化等、テーマごとに時限的な特別組織であるタスクフォースを組成し、対応したが、2007年度の数値目標を大幅に乖離が生じる見込みで、次期中期経営計画ヘスムーズに移行を図るための、助走期間と位置付けて、引き続き「基盤整備」と「仕込み」の施策を徹底して進める。
新中期経営計画の基本戦略では、市場顧客戦略として、首都圏・中京圏エリアにおいて、水産生鮮基軸の市場外流通モデルを確立し、市場拡大を図るために、調達、配荷プラットフォームを設計し、受発注システム、物流機能を連動させ、ジャストインタイム型の総合力強化を図る。
また、産地情報と小売店頭を結びつけるソリューション機能の強化のほか、モデル構築のためのアライアンス戦略を積極的に進める。