大日本印刷（株）は、国際的なICタグ規格であるEPCGlobalのClass1Generation2に準拠した、日本国内向けUHF帯ICタグを開発した。
10月より試作品サンプル出荷を開始し、12月には機能評価用サンプルを出荷、来年度から量産を開始する。
今回開発したUHF帯ICタグは、日本国内で使用されるUHF帯952～954MHzの周波数に対応し、独自に設計したアンテナに、EPCGlobalのClass1Generation2に準拠したICチップを搭載したもので、来年度からは、月産1000万枚以上の量産を開始し、ICタグの供給を開始する。
大手小売業に商品を納入するメーカーや、ラベル加工会社などに、UHF帯ICタグのサンプル出荷を行うとともに、導入に向けた積極的な販促を行っていき、海外向けのUHF帯ICタグの開発や、より低価格なICタグ製造技術の開発を進めていく。
