松下電工（株）は、松下電器産業（株）と包括的協業関係を締結以降、具体的な協業取り組みの検討を推進した結果、2005年4月には両社間の重複事業であった「システムキッチン」「システムバスルーム」事業を松下電工住設事業本部に集約した。
商品体系、生産体制においても効率化を目指し検討を重ねてきた結果、経営資源の有効活用と成長戦略の実現に向けて、商品体系と生産拠点について再編を行なう。
システムキッチンについて、グループ内生産工場の稼働率向上と物流拠点の最適配置により、両社合計で全12拠点あった生産拠点を9拠点に集約し、今後も更なる最適体制を目指し、再編の検討を進める。
商品体系の整備では、システムキッチンを両社合計9系列より、3グレード5系列に集約し、システムバスルームは、両社合計8系列より、中高級グレード「イーユ」、普及グレード「ユライト」「EX」「SX」の2グレード4系列に集約する。
