商船三井／MOLトレーニングセンター（MSU－ロシア）開設

（株）商船三井は、船員供給重要拠点であるロシア・ウラジオストックでの「MOLトレーニングセンター（MSU-ロシア）」設立について、Maritime State Universityとの間で提携協定に合意し、8月31日に調印した。同社管理船へのロシア人船員配乗は2002年に開始され、現在12隻で実施されている。ウラジオストックを主要船員供給拠点として、今後さらに配乗隻数を増やす予定で、船上での教育に加えて陸上研修体制を充実させ良質な配乗要員の養成・確保のため、現地船員教育機関Maritime State University(通称・ウラジオストック海事大学)と提携し、より実務的な訓練を行うため新たなトレーニングセンターを設立する。トレーニングセンター概要呼称：MOLトレーニングセンター（MSU-ロシア）開設地：ロシア・ウラジオストック（Maritime State University＝MSU敷地内）主な研修設備：操船シミュレータ、各種航海計器、主機リモコンシミュレータ、エンジンシミュレータ、研修用冷凍コンテナ、各種エンジン実機STCW訓練用各種設備研修内容：ロシア船員（職員・部員）の各種UP-GRADE研修及びMSU学生に対する乗船研修（アプレンティス制度）及び乗船前陸上研修を行う。航海・操船に関する研修大型エンジンに関する研修電気・油圧機器などの研修冷凍コンテナ取扱いを含むCargoHandlingに関する研修MSU学生・卒業生に対する乗船前陸上研修