マンハッタン・アソシエイツ(株)と、東洋ビジネスエンジニアリング(株)は、高品質な打楽器メーカーとして世界的に知られるパール楽器製造(株)とパール(株)が、マンハッタンの物流センター管理システムである「WM for Windows」を、米国、イギリス、オランダの拠点に続き、日本でも採用したことを発表した。パールグループは、打楽器の製造販売で名実ともに世界No.1の地位を誇り、ドラム・ティンパニ・パーカッションのほかフルートで市場における高い評価を築いている世界的楽器メーカーで、ロジスティクスは季節毎の出荷ボリュームの増減が大きい、メンテナンス部品などの小口配送のための入出荷頻度が高い、主力製品のドラムは多数のパーツを個々のオーダーに応じたキッティングを要する、といった複雑なオペレーションに対応する必要があった。従来は、自社開発のシステムにより物流管理を行ってきたが、今後はシステムから送られる指示により、ピッキングや補充指示などを行うことになり、社員の負担を軽減し、残業の削減、緊急オーダーへの対応が可能になる。パール楽器製造は海外の製造・販売拠点も数多く持ち、海外の拠点においては既にマンハッタンの「WMf or Windows」を活用し、世界の物流在庫の把握をリアルタイムに行いながら経営に素早くフィードバックしていくことで、経営状況の可視化を実現し、小売店へのサービスレベルの向上と新たな経営戦略の立案に活かしていくことを目指し、日本においても「WM fo rWindows」の導入を決定したもの。将来的には今回の日本拠点に続き、一部楽器の生産を行っている中国の物流拠点も同一システムで管理することで、データのやり取りが現在の紙ベースから電子データへ変わり、リアルタイムなロジスティクスへの転換が可能となる。このたびパール株式会社が導入したマンハッタンの「WMforWindows」は、機能が非常に豊富かつ高度であるため、主要な機能を追加するようなカスタマイズが必要なく、パラメータの設定だけで様々な業務プロセスに対応する柔軟性を備えた、低コスト、短期間での導入が可能である点が高く評価された。同社の課題であった多数の部品の先入れ・先出しを実現する為のロット管理の機能があった事も今回の決定の一因でした。先入れ・先出しの徹底により、長期保管による不良部品発生を防ぐ事が可能になった。
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パール楽器製造/物流センター管理システム一新
2005年09月28日/未分類
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