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プロロジス/「プロロジスパーク尼崎」開発

2005年10月19日/未分類

プロロジスは、兵庫県尼崎市西向島にマルチテナント型(複数テナント向け)大型物流施設「プロロジスパーク尼崎」を開発することを発表した。着工は2005年12月下旬、竣工は2006年12月末を予定している。

「プロロジスパーク尼崎」は、兵庫県内における同社初のマルチテナント型物流施設であり、「プロロジスパーク福崎」(日本通運専用物流施設)に次いで2棟目の物流施設となる。なお、現在、入居利用企業の募集を行っているが、既に倉庫スペースの半分以上について利用が内定している。

プロロジスパーク尼崎は、阪神都市圏の中央部、大阪市中心部へ7km、神戸市内へ20km、そして阪神間を結ぶ国道43号線へは100mの場所に位置する、大阪・神戸港そして関西国際空港へのアクセスに優れた、物流拠点として最適な立地環境を有する場所に開発される。

また、阪神本線出屋敷(でやしき)駅から徒歩8分、尼崎駅からは徒歩12分と通勤に至便なことから、人材の確保にも有利であり、大阪、神戸などの大消費地への食品や医薬品など生活必需品や日用品の物流を担う企業のみならず、付加価値の高い荷貨を扱う3PL企業や各種メーカーにとっても国内また海外をカバーできる物流拠点として非常に優れた戦略的立地メリットまた物流センターとして機能を備えている。

尼崎市の臨海部へは、昨今、大手企業の工場が進出するなど、阪神工業地帯の中心地としての役割を取り戻しつつあり、プロロジスパーク尼崎開発予定地の近隣にも、大手物流企業や各メーカーの物流センターが多く進出し、今後も同地域を中心とした物流や産業が活発化することが予想される。

施設は、複数の企業が利用できる大型物流施設として、プロロジスが国内外で培った最新のハイ・スループット型物流施設開発ノウハウを駆使し、低コストとスピードを要求される企業の物流施設ニーズにきめ細やかに応えることをコンセプトに設計されている。

また、屋上緑化、敷地内や隣接する堤防等の植樹を行うなど、施設周辺環境の向上に努めるとともに、働きやすい職場環境を提供する予定。

プロロジスパーク尼崎は、省エネルギー効果を高めると同時に長期メンテナンス・コストの低減を実現するため、外壁に断熱サンドイッチ・パネルを採用、地上5階建、1階から最上階までコンテナトラックが直接乗り入れ可能なランプウェイを2基(上り用・下り用)備え、地上1階部分での施設出入り口をそれぞれ2ヶ所の計4ヶ所設置、1階駐車スペースには貨物トラック43台分の待機場、乗用車35台を収容できる駐車場を確保している。

また、全フロアで合計160台以上のトラックバースを設置、フォークリフトなどによるコンテナ作業および荷貨物の迅速な出入庫を可能とするため、梁下有効高を5.5メートルに設定した。

同社では、顧客の高いニーズに応えるため日本全国を網羅する物流施設ネットワークをより構築する計画であり、今後、九州、広島、宮城、北海道にもまた新たに物流施設を開発・取得する予定。

「プロロジスパーク尼崎」概要
名称:プロロジスパーク尼崎
所在地:兵庫県尼崎市西向島231-2
敷地面積約59,182m2
延床面積約134,478m2
構造:柱PC、梁S造、地上5階建て
着工時期2005年12月下旬
竣工時期2006年12月末

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