（株）サカイ引越センターの平成18年3月期中間決算短信の経営成績は下記のとおり。
引越業界にあっては寡占化の状況が一段と鮮明になっており、引越単価が下落する中、各社は利益重視の経営を目指して独自のサービス提供や新分野への進出等を積極的に模索している。
同社は6月に新たに取締役2名を増員し、経営体制の一層の充実、強化を図るとともに、既存支社の営業力の強化と未開設地域への新規支社開設を実施したことにより、取扱引越件数は171,807件（前年同期比4.0％増）と前年実績を上回り、営業収益17,048百万円(前年同期比3.7％増)を達成した。
利益面は宣伝広告費等のコスト削減に取組んだことにより、経常利益1,782百万円(前年同期比28.3％増)、中間純利益は819百万円（前年同期比30.5％増）を挙げることができた。
通期の見通し
平成18年3月期の業績は、上半期の収益力を維持することにより、営業収益35,564百万円(前年同期比6.0％増)、経常利益3,467百万円(前年同期比8.1％増)、当期純利益1,670百万円（前年同期比2.1％増）を見込んでいる。
