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損保ジャパン/中国で日系企業に貨物盗難リスク診断、安全運転適性診断サービス

2005年11月10日/未分類

(株)損害保険ジャパンは、中国進出日系企業向けの新たな診断サービスを開発し、中国の大連市に設立した現地法人(日本財産保険(中国)有限公司)を通じて、今月より展開を開始する。

診断サービスはいずれも無料で、診断レポートは日本語・中国語で提供する。

内容は、簡単なアンケートに基づき、輸送中および保管中の製品などに対する「盗難リスク診断サービス」と、独自に開発したコンピュータープログラムにより、ドライバーの性格や心理状態を分析する「安全運転適性診断サービス」、工場や倉庫における荷扱い・保管などに関して荷物事故防止を目的としたアンケート方式の診断サービスに、今回新たに冷凍貨物(委託加工品含む)のリスク診断を追加している。

貨物盗難リスク診断サービスの概要
サービスは、保管中・輸送中の盗難リスクを洗い出し、診断を行うことで企業にとっての安定的な企業活動を行うためのリスク軽減を目的とし、リスクの異なる工場・倉庫などでの保管中およびトラックによる輸送中それぞれについて、簡単なアンケート(5項目、25問)に回答いただくことで、盗難リスクを分析し、想定されるリスクや現状の評価、改善対策などを5つの項目別に記載した診断報告書を提供する。

安全運転適性診断サービスの概要
企業にとっては従業員の安全はもとより物流の安全確保の面からのドライバーの安全管理が重要な関心事となっているが、ドライバーの個々の性格や心理の分析を通じて安全運転の適性や注意事項についてアドバイスし、企業にとっての交通事故のリスクを軽減することを目的としている。

日本国内で実施しているペーパー式運転適性検査「損保ジャパンドライバーチェック」のノウハウと、大連理工大学に所属する交通学専門の教授による監修によって、運転適性診断プログラムを新たに開発。

中国の実態に即した診断結果により、日系企業の社員ばかりでなく、取引先である現地運送会社のドライバーに対しても指導・改善を促すことができる。

70問のアンケートに回答で、個々のドライバーの性格や心理状態を診断し、性格特性の分析と運転上の注意点に関する「安全運転診断結果」レポートを作成する。ドライバーの方には「安全運転診断結果のお知らせ」(中国語)、管理者の方には「安全運転適正診断結果一覧表」(日本語・中国語)をそれぞれ提供する。

荷物事故防止診断サービスの概要
独自に開発したアンケート形式のチェックリストを用いてリスク診断を行うもので、荷物の取り扱いや保管などについて事故防止に関する多面的なアドバイスを診断レポートで提供する。

サービス拡充内容診断対象となる貨物について、中国からの物流量が多い冷凍貨物、中国で委託加工される冷凍加工貨物についても対象に加え、保管中、積込・荷卸中、委託先での加工中について物流診断サービスを提供する。

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