「インターネットで商品を買う消費者は、迅速・正確な配送こそが満足度のカギになるとしている」こんな傾向があることが、米国の世論調査会社シノベイト(Synovate)がUPSの依頼を受けて実施した調査で分かった。
こうした「オンライン消費者」が挙げる配送面での優先ポイントの3点は、トップが信頼性で、次に利便性、スピードの順となっている。
回答したオンライン消費者の80%は、良い配送サービスを受けた後、再び同じ小売業者を利用する可能性が高いと答えた。
回答者の69%は、輸送商品トラッキング(追跡調査)、運賃、各種サービスの選択といった情報をオンラインで提供した小売業者をもう一度利用したいと答えた。
UPS幹部は「世界の主導的小売業者への輸送サービス提供者として、オンライン消費者が配送面についていかに考えているかを理解することは重要だ。今回調査では、顧客の忠誠度(ロイヤルティー)を上げるためには、受注商品の確実・迅速な確保と輸送がカギになることを教えられた」と話している。
このシノベイトの受託調査は、2005年9月、18歳以上の米国人を対象に実施された。(翻訳)