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プロロジス/中部国際空港にマルチテナント型大型物流施設決定

2005年12月21日/未分類

プロロジスは、愛知県と中部臨空都市・空港島総合物流ゾーン内、総合物流ゾーンD-2-①の土地譲渡に関する契約を締結し、同地に、マルチテナント型(複数企業向け)大型物流施設「プロロジスパークセントレア」を開発する。

施設の着工は2006年4月、竣工は2007年5月末を予定している。

「プロロジスパークセントレア」は、愛知県内2棟目の物流施設。プロロジスは、当施設の運営・管理を通じて、中部国際空港を利用する物流関連企業の戦略物流の実現および顧客サービスの更なる充実をサポートする。

「プロロジスパークセントレア」
名古屋市から南へ35km、常滑市沖の伊勢湾海上に2005年2月17日に開港した中部国際空港(セントレア)が位置する空港島内の、空港施設からゲートを挟んで数分の場所に開発する。

名古屋市から同空港へは、鉄道で名鉄名古屋駅から最速28分、車で名古屋市中心部から40分と
いう距離にあり、航空貨物のみならず、名古屋市・中部、北陸エリアを対象とする様々な企業の物流ニーズに適した物流拠点。

施設は、マルチテナント型大型物流施設として、計画敷地面積24,865.82㎡、延床面積82,772㎡、40フィートコンテナトレーラーが直接乗り入れ可能なランプウェイを2基(上り用・下り用)備えた、地上6階建ての施設になる。

国内で初めて総合保税地域に指定されている空港という経済優位性を最大限に生かし、プロロジスが成田空港をはじめ世界の空港周辺施設の開発で培った先進で最適な物流施設開発ノウハウを駆使し開発する。

特に、フォワーダーなど航空貨物を扱う企業ニーズに応えるため、使いやすさ、荷貨の搬出入のスピードを最大限に高めるハイ・スループット型設計を行うと共に、3PL企業やメーカーの同空港を利用した戦略物流ニーズをサポートするため、北陸、名古屋・中部圏などへ向けた物流に伴う物流加工を空港地域内で、ワンストップで行える高効率総合物流センターの機能を融合させる。

また、最新の免震構造を導入し、地震発生時にも荷崩れや保管物の破損を防ぎ、施設内で働く従業員の安全を確保することができるなど、人とモノに優しく、多様な物流ニーズにきめ細やかに応える仕様となる。

設計計画上の大きな特徴は、1階から3階には航空貨物の搬出入作業に適した低床バースを設置し、4階から5階を、航空貨物を扱う3PL企業などの物流企業のニーズ合わせ、ピッキング作業や仕
分けなど物流加工に適した高床バースを設置する。

そのため、1階から3階の中央車路の幅は大型車両が安全かつ迅速に出入庫を行える十分なスペースを確保できるよう、20mに設定し、車路の両側に面する倉庫スペースの車両バースに大型車両が横付けで接車でき、コンテナなどの搬出入作業効率をより高める設計となっている。

なお、屋上にはトラック待機場53台分と普通車駐車場318台分の駐車スペースを設置する。

さらに、最新のITインフラ設備を持つオフィススペースを各階に確保し、24時間体制で稼働する中央管理センターなど高いセキュリティ機能を装備すると同時に、より働きやすい環境を従業員の方々へ提供するため休憩スペースや売店などアメニティ施設も併設する予定。

周辺環境の特性を生かし、自然環境保護に貢献できる新たなエコ・システムの導入も検討している。

「プロロジスパークセントレア」が加わることで、プロロジスが運営・管理または開発を進める物流施設は全国で、計30施設となる。

「プロロジスパークセントレア」概要
名称プロロジスパークセントレア
所在地愛知県常滑市セントレア4-11-3
計画敷地面積24,865.82m2(約7,522坪)
延床面積82,772m2(約25,039坪)
構造
鉄筋コンクリート造(免震プレキャスト鉄筋コンクリート構造)
地上6階建て
着工時期2006年4月
竣工時期2007年5月末

問合せ
プロロジス
Tel0120-226-0460
Fax03-6215-8490
E-mail:inquiry@prologis.co.jp

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