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ファミリーマート等/電子タグ、電子マネーで決済実験開始

2005年12月21日/未分類

(株)ファミリーマート、伊藤忠商事(株)、東芝テック(株)の3社は、経済産業省と共同で取り組む「日本版フューチャーストア・プロジェクト」の実証実験を、2006年1月30日から2月24日の約1ヶ月間、「ファミリーマート伊藤忠ビル店」(東京都港区)にて実施する。

3社で、電子タグと電子マネー(Suica)決済を組み合わせた“EXPRESSPOS”を使用して、限りなくスピーディーな決済を実証実験する。

特に、混雑時間帯のお客様のレジ待ち時間を短縮し、よりはやく、より快適にファミリーマート店舗をご利用いただくことを目的としており、通常のレジ決済に要する時間と比較するとおよそ2分の1の決済時間となる。

また、「日本版フューチャーストア・プロジェクト」において、多種多様なパッケージ、形状の商品に対応する電子タグ及びPOSレジの開発を行ない、決済における電子タグ活用の実証実験を行うのはファミリーマートのみ。

■実験概要
(1)決済
実験では、電子タグを、おむすび、弁当、菓子パン、飲料など概ね500アイテム・8万個の商品に貼付し、今回新たに開発した“EXPRESSPOS”で購入商品の一括読み取りを行い、電子マネーで決済する。電子タグを貼付する商品は、同店で取扱のある約2500アイテムの中から、レジが最も集中して混雑する昼食時に主に買われる商品群を選定した。

(2)出荷・入荷時検品
電子タグ貼付け用ハンドラベラーやハンディリーダライタを用いて、大量の商品への電子タグの貼付とデータ書き込みを物流センターで行なうことにより、出荷検品が可能となる。また、店舗においても効率的な入荷検品が可能になり、お客様の利便性向上だけでなく、バックオフィスの効率化についても実証実験を行なう。

ファミリーマート実証実験店舗の提供と、電子タグを利用した決済オペレーションの検証。
また、コンビニエンスストアにおける電子タグの利用方法を提案。
伊藤忠商事電子タグの開発及びリーダライタ等の評価・選定・調達、タグ関連システムの開発。
東芝テック電子タグスキャン電子マネー決済POSシステムの開発。

ファミリーマート、伊藤忠商事、東芝テックは、同実験を次世代のコンビニエンスストアのサービスと位置付け、業界に先駆けていち早く着手することで、来るべき将来に向けてお客様により快適にお買い物を楽しんでいただけるようトライする。

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