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山十産業/中堅・中小企業向けERP「SAP Business One」導入

2005年12月21日/未分類

(株)エルテックスは、SAPジャパン(株)、(株)日立情報システムズと協業し、電子部品・電子材料の販売とワイヤーハーネス加工の製造販売業である山十産業(株)が、SAPジャパンの中堅・中小企業向けERP「SAPBusinessOne」を導入し、生産管理・販売管理・購買管理・在庫管理・会計管理を統合した基幹業務システムが、ことし12月より稼動開始したことを発表した。

稼動後は、エルテックスが日立情報システムズのヘルプデスク・サポート窓口を利用し、保守サービスを提供する。

「SAP Business One」は、2004年6月に日本で発表されて以来、多くの企業に導入されている本格的ERPパッケージ。今までは流通業、サービス業を中心に導入が進んでいたが、2005年5月に提供が開始された「SAP Business One2004B」で製造業向けのMRP機能が付加され、製造業への展開が期待されていた。

エルテックスでは、従来から製造業向けのERP導入を行っていたノウハウを活用し、MRP機能の確認とパフォーマンステストをいち早く独自に実施、その結果を受けて、山十産業は、MRP機能を中心とした生産管理業務(具体的には受注と同時に在庫引落、部材手配、加工指示書(カンバン)の自動発行、外注加工先に対する加工指示・実績収集業務)と販売管理・購買管理・在庫管理・会計管理の基幹業務全般に亘って、「SAP Business One」を導入した。

今回のシステム導入には、エルテックスの豊富なノウハウを活かしたテンプレートと導入方法論を活用し、導入開始から5ヶ月という大変短い期間での稼動を実現した。

このシステムの稼動により、山十産業は次のような効果を期待している。
一元化した情報流、物流の整流化によるコストダウン
正確な所要量計算による最適在庫の算出
手作業によるデータ転記を減少させたことによる業務の効率化
月次決算日程の短縮による経営判断のスピードアップ

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