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日立製作所/日立空調と日立ホーム&ライフソリューション統合

2005年12月25日/未分類

(株)日立製作所、(株)日立空調システムと日立ホーム&ライフソリューション(株)は、従来のコンシューマ事業を基盤とし、総合空調、オール電化、デジタル家電を核に家庭やオフィス、店舗など、人々の生活基盤の高度化をサポートする「生活圏ソリューション事業」への発展、強化を図るべく、事業運営体制を再編する。

2006年4月1日をもって、日立空調と日立H&Lを合併し、コンシューマ事業統括本部に、総合空調システム、オール電化、デジタル家電などに関するマーケティング及び販売統括機能を集約し、これらの事業に関する国内外すべての販売責任を持つ。

コンシューマ事業統括本部内に、量販店や多店舗チェーン企業などの大規模顧客対応を主とした総合的な窓口営業を担当する専門部署を設け、デジタル家電や、総合空調システム、オール電化対応製品などを活用した、総合的なソリューションを提供する。

主な施策
1.合併による総合空調事業とオール電化事業の強化
合併によって設立する新会社は、家庭用空調機から大型冷凍機までの幅広いラインアップを提供する総合空調事業と、洗濯機や掃除機、冷蔵庫などの生活家電事業に加え、給湯機器やキッチン機器などのオール電化事業を今後の事業の柱とし、事業拡大を図る。

1-1空調事業の統合による家庭用から業務用までをグローバルに展開する総合空調事業の強化
(1)製品ラインアップ強化によるグローバル空調事業の拡大
これまで日立H&Lで担当してきた家庭用エアコン事業と、日立空調で手がけてきたパッケージエアコン、チラーユニットや地域冷暖房などを行う大型冷凍機等の大型空調機器事業を統合し、新会社として家庭用から業務用の大型空調機器までの製品ラインアップを持つことで、顧客への総合提案が出来る体制を整え、欧州や、ブラジル、ロシア、インド、中国のBRICs、アジア等、グローバルな事業展開を進める。

(2)製品開発力の強化
両社の設計・開発資源を統合し、製品開発力を強化し、設計・開発人員を集中することによって、省エネ経済性や、環境負荷の低減、使いやすさなど、市場ニーズを的確に反映した製品の開発をタイムリーに進める。

(3)コスト競争力の強化
家庭用空調機で培った小型圧縮機の技術と業務用空調機で培ったマルチサイクル冷凍技術を融合することによって、小型空調機におけるコスト競争力の向上を図っていくほか、量産効果の反映や、部品や材料の調達規模が拡大することによって、調達費の削減を図るなど、空調事業全般におけるコスト競争力の強化を図っていく。

(4)拠点の相互活用
日立空調と日立H&Lの国内外の生産・販売拠点について、全体最適化の観点から再編成を進め、エリア別の総合空調戦略を立案・推進する。

1-2オール電化事業の強化
日立H&Lの持つ様々な製品群と、日立空調の強みである業務用空調販売ルートへの販売力を統合し、日立の総合力を活かしてオール電化事業の強化を図っていく。

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