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日立製作所/輸送部門の総CO2排出量が前年度比で約12%増加

2009年07月31日/CSR

日立製作所が7月31日に発表した「日立グループ環境報告書2009」によると、2008年度の輸送部門の総CO2排出量は195.2kt-CO2と、前年度比で約12%増加した。金属などの素材出荷量が増加したためで、鉄道、船へのモーダルシフトは6割以上増え、実質生産高輸送エネルギー原単位は89.5と1%改善した。

また昨年度は、日立産機システムの商品がエコレールマークの認定されたほか、日立グループ全体で5商品、2社、1事業部が認定されている。環境負荷削減の取組では、製造部門と輸送部門が連携して製品・梱包の軽量・小型化、モーダルシフト化を推進。

並行して貨物自動車の積載率向上、他社との共同輸送、サイズの異なるコンテナの効率的な輸送などでCO2排出量の削減に努めている。

日立グループの約4割の輸送を担当している日立物流では、省エネ運転の励行のため全車にデジタル運行記録計を装備し、自社開発の車両管理システムと連動させて、燃料効率を日々チェックしている。

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