(株)プラネットのEDI事業における2005年12月の月間通信処理データ量が1億レコード(前年同月
比8%増)を突破し、月間ベースで最高の処理量を記録し、年間ベースでは通信処理データ量が10億レコードに達した。
日用品化粧品業界のEDIネットワーク運営会社のプラネットは、ライオン、ユニ・チャーム、エフティ資生堂、エステー化学、P&G、花王、ユニリーバ・ジャパンなどメーカー317社と、卸売業475社との間で、標準化された24種類のデータからなるEDIサービスを提供している。
さらに、資材サプライヤー246社を対象とする資材EDIサービスや、業界共同輸送システム向けの物流EDIなども提供しており、消費財業界の情報インフラとしてデータベースサービスなども展開している。
プラネットのEDI通信処理データ量は、以前から順調な増加を続けていたが、12月に1億レコードの新記録を達成した主な要因としては、「既存ユーザーの利用データ種やデータ接続相手先が増加した」「ペットフード・用品業界、介護関連業界、大衆薬業界、理美容業界などの新規ユーザー数の大幅増加」「中堅のメーカー・卸売業を対象としたWeb―EDIの利用率が向上した」ことなどがあげられる。
このところ消費者需要が回復基調に乗りつつあり、流通業界の荷動きも比較的に活発化してきたことも影響しているものと見られる。