日本鉄道貨物（株）は、中国のナショナル・キャリアであり、同国最大の海運会社であるＣＯＳＣＯ社（中国遠洋運輸集団総公司）と提携し、日本と中国を結ぶＳＥＡ＆ＲＡＩＬ（シー・アンド・レイル）サービスを開始する。
サービス開始時期は、平成18年2月以降の予定で、海上輸送区間は、上海港～門司港、鉄道輸送区間を北九州貨物ターミナル駅～日本国内で行う。
「エアーより安く、コンテナ船より早い」というコンセプトで、12フィートコンテナ（荷重5トン）を利用する小ロットで使いやすい輸送サービスです。当面は、国際海上コンテナ（20・40フィート）での輸送に
なる。
主な輸送品目は、輸入が家電製品、アパレル製品などで、輸出は各種部品などで、サービスを提供するためにＣＯＳＣＯグループの子会社である「ＣＯＳＣＯＮＪＡＰＡＮＥＸＰＲＥＳＳ」が、1月5日付で鉄道・外航海運に係る第二種貨物利用運送事業の許可を取得した。
特に外航海運に係る第二種貨物利用運送事業の許可については、平成17年5月に中国系企業に開放されて以来、第1号の許可。
