AMBプロパティー・コーポレーションは、2005年第4四半期の業績や投資状況を発表した。希薄化後1株あたり営業基金(FFOPS=Funds From Operations Per Fully Diluted Share And Unit)は、前年同期の0.62ドルに対し1.15ドルに伸び、2005年度通期では、前年度の2.30ドルに対し2.75ドルに伸びた。
同四半期の1株あたり純益(EPS)は、前年同期の0.65ドルから1.56ドルに伸びた。2005年度通期では、前年度の1.39ドルから2.85ドルに増大した。
同社幹部は「財務状況が好調だった要因には、不動産市場をめぐる基礎的要件が良好だったことや、当社の開発事業自体が伸びたことが挙げられる」としている。
AMBは05年第4四半期中、物流関連施設についての開発およびリノベーションプロジェクト計2施設について、運営を開始している。2施設の延べ面積は計31万1000平方フィート、投資規模は計2100万ドルだった。04年度通期では、延べ250万平方フィート(投資規模計1億3800万ドル)が同社の事業ポートフォリオに加わっている。
05年度四半期中、AMBがスタートした開発・リノベーションの新規事業は延べ240万平方フィート。地域は北米、欧州、アジアで、投資規模は1億8700万ドルだった。2005年度全体では、新規事業は同社史上最高の700万平方フィートで、投資規模は5億2200万ドルだった。(翻訳)