福山通運（株）の平成18年3月期第3四半期財務・業績の概況（連結）の経営成績は下記のとおり。
同社グループは運送事業では、小口宅配市場の激しい競争下のもと、輸送ネットワークの整備に伴い取扱個数は増加したものの、単価は依然として低調に推移している。
一方、流通加工事業は、新たに大型施設の開設や通関部門の拡大により業容は堅調に拡大基調を辿っている。
以上の結果、第3四半期の連結売上高は、1,909億17百万円（前年同期比100.9％）となり、利益の面は、燃料コストの増加に加えて、輸送の小口化に伴うネットワークコストの増加により、連結経常利益は36億13百万円（前年同期比60.9％）となったが、減損会計の適用による減損損失99億57百万円を計上したことにより、連結当期純損失は57億43百万円となった。
