三井倉庫（株）の平成18年3月期第3四半期財務・業績の概況（連結）の経営成績は下記のとおり。
ことし4月より保有資産の効率運営によるキャッシュ・フローの最大化を新たな方針とした新3ヶ年計画「中期計画2005」をスタートさせ、既存事業における利益の拡大、グループ経営の効率化推進、新たな事業領域の創出、の3点を柱に、国内においては大阪、名古屋、東京の3ヶ所で既存物流施設の建替えに着手した。
海外においては中国を中心に拠点展開を加速してグローバル・ネットワークを拡充するなど企業価値の増大を図ると同時に、コーポレート・ガバナンス機能の向上、環境経営の推進、企業情報管理体制の充実に取り組んだ。
その結果、当第3四半期の連結業績は、売上高736億71百万円（前年同期比32億52百万円増）、営業利益41億63百万円（同1億53百万円増）、経常利益39億16百万円（同2億14百万円増）となった。
また、退職金制度変更に伴う退職給付引当金戻入益や、投資有価証券の売却益を特別利益に計上する一方で、倉庫建替えによる取壊費用・除却損等の特別損失を計上した結果、第3四半期純利益は22億33百万円（前年同期比8億68百万円増）となった。
