ヴィンキュラムジャパン(株)とウェブメソッド(株)は、流通業向けの情報システム構築事業で提携した。
ヴィンキュラムジャパンの流通・サービス業向けシステムの開発・運用業務で蓄積された長年の経験・豊富な実績と、世界の大手企業の業務統合をサポートしてきたウェブメソッドのノウハウを融合することで、日本の流通業のニーズにあった最先端の情報システムを提供する。
両社が特に注力するのは、エンドユーザー間でニーズが高まるBAM(Business Activity Monitoring:ビジネス・アクティビティ・モニタリング)の分野。
両社は本分野で、製品開発、マーケティング、営業活動、ソフトウェア導入、導入後のサポートを共同で行う。
BAMは、ITを使用して業務活動全般を監視し、問題が実際に発生するよりも前に検知・対処することで企業のビジネス・プロセス生産性を高める仕組みで、M&A、変化しやすい顧客ニーズ、新製品投入の短サイクル化など、流通業を取り巻く事業環境は急速に変化しており、両社は本分野に対するニーズは高まっていると見ている。
本提携において、両社はウェブメソッドのBAM向けソフトウェア「web Methods BAM」の導入を進め、本製品はモニター、最適化、およびレポーティングの機能を提供し企業がビジネス・プロセスを改善し、経営を継続的に最適化することをサポートする。
ヴィンキュラムジャパンは、GMS、SM、百貨店、専門店、フードサービスなど、業種・業態に特化したプロフェッショナル集団として、コンサルティングからシステム設計、開発、運用、付帯サービスまでを一貫してサポートする。
業界に特化した豊富な経験により、よりエンドユーザーのニーズに近いBAMソリューションを提供し、両社は本提携により、2006年に10件の受注を目標としている。
問い合わせ
ヴィンキュラムジャパン(株)
東日本営業部
TEL03-3846-5467