日本郵船(株)は、主としてLNG輸送事業において深いつながりのある中東・カタール国において、創業120周年を記念して準備してきた教育貢献プロジェクトとして、同国小学校への「公文式」導入に協力する。
今後、日本公文教育研究会から派遣されるトレーナー(専門指導員)がドーハ(同国首都)の小学校教師に「公文式」算数・数学の教育理論・指導技術を伝え、研修を受けた教師がこれを各学校で実践する形で導入を進めて行く。
トレーナー派遣費用の拠出の他、関係機関との調整役としてプログラム全体を支援していく。
当初の対象はアル・イズラ・インディペンデント女子小学校(Al-Israa Independent Primary Girls School)の2年生100名とし、「公文式」の指導法を習得した教師が指導にあたる。2007年6月までを試験的導入期間とし、現地状況に相応しい最適な運営方法を確立した後、現地関係者と調整しつつ対象人数・学校数を拡大していく。