YRPユビキタス・ネットワーキング研究所(以下:UNL)は、ucode解決機能を搭載した業務用ハンディ端末「業務用UC(ユビキタス・コミュニケータ)」を開発した。
モノや場所に128ビットの識別番号ucode(ユーコード)をつけ、そのucodeを端末で読み取ることにより、モノや場所に関連する様々な情報を表示するユビキタスID技術基盤を研究開発していた。
ucode取得は13.56MHzのISO15693規格に基づくucode認定RFIDタグを読み取りできる他、CCDカメラ方式による一次元・二次元バーコードリーダーによりucodeを取得することができる。
IEEE802.11b/gの無線LANでサーバーシステムとの通信ができるだけでなく、オプションでPHS通信機能を追加できるため、屋外で通信しなければならない物流応用などにも広く適用できる。
業務用UCの開発により、業務分野におけるユビキタスID技術の活用をより一層進めることが可能となる。
なお、本端末は2006年2月~3月にかけてUNLと青山商事(株)が実施している「スーツを対象とした流通および販売に関する実証実験」にも利用されている。
また、業務用UCは、2006年5月よりユーシーテクノロジ(株)および、提携販売会社よりシステム販売を開始する。
問い合わせ
YRPユビキタス・ネットワーキング研究所
担当:山田浩之
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