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ラサール等/米国上場物流不動産投資信託を買収

2006年03月16日/物流施設

カリフォルニア州公務員退職年金基金(以下:カルパース)とラサールインベストメントマネジメントインク(以下:ラサール)は、両社が共同出資する子会社カルイーストグローバルロジスティクスを通じて、センターポイント・プロパティーズ・トラスト(NY証券取引所上場:CNT、以下:センターポイント)の買収を完了したと発表した。

買収額は現金で約34億ドルで、センターポイントの臨時株主総会では、同社の普通株式の71.8%の株主の承認を得て買収が成立した。

センターポイントは、シカゴ地域で14億スクウェアフィートを所有する最大の工業不動産会社で、上場物流不動産投資信託(REIT)である同社の普通株式とシリーズB優先株式は、買収決済日である3月8日の取引終了後NY証券取引所への上場を廃止した。

カルイーストと姉妹会社のカルイーストインダストリアルインベスターズは、米国大手物流関連不動産投資会社であり、カルパース、ラサールが主な出資機関。

カルイーストインダストリアルインベスターズは、米国、カナダ、メキシコの倉庫、集荷施設、航空貨物や配送センターなどの産業施設を1億5千万スクエアフィート所有し、運用している。

ジョーンズラングラサール(ニューヨーク証券取引所:JLL)の投資運用事業を担うラサールは、カルイーストとカルイーストインダストリアルインベスターズをカルパースと共同運営している。

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