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日本ベリサイン、三井物産/RFID利用の次世代流通情報サービス構築で協業

2006年03月16日/IT・機器

日本ベリサイン(株)と三井物産(株)は、無線ICタグ活用の世界標準化に基づいた、インターネットを利用した画期的な次世代の無線ICタグ流通情報サービスを構築で協業する。

日本ベリサインと三井物産は、ICタグ導入による効率化やトレーサビリティー確保の仕組が社会全般に広く浸透するよう、システム構築を容易にし、複数企業間でタグ情報を共有し、有効活用出来る仕組みとしてインターネットを利用した無線ICタグ流通情報サービスの構築に取組む。

三井物産は、国際物流や国内流通分野での豊富な知見に加え、子会社である三井物産戦略研究所を中心として無線ICタグに関してもこれまで様々な実証実験などを通じてこれらの分野におけるICタグの利用方法を研究してきた。

日本ベリサインの親会社である米国ベリサイン・インクはインターネットを利用した無線ICタグ情報ネットワークに関する国際規格の標準化団体である「EPCglobal」の一員として仕様策定の作業を行っている。

日本ベリサインでは、2004年10月よりEPCglobalネットワークに対応し、無線ICタグ情報を活用するためのパイロットプロジェクトを可能にする「VeriSignEPCStarterService」の提供を開始するなど、無線ICタグ利用に関する豊富な技術的なノウハウを有している。

今後、両社は互いの知見・経験と技術に基づき、様々な分野で効果の高い、世界標準であるEPCglobalに準拠した、無線ICタグを活用した流通情報サービスの構築を目指す。

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