松下電工（株）は、システムキッチン事業について、製造機能の再編による構造改革の実施を決めた。
同社はシステムキッチンの製造拠点である群馬工場（群馬県太田市）を、会社分割の手法を用いて、2006年10月1日付で、同機能を有する100％出資子会社である真岡松下電工（株）（栃木県真岡市）に統合し、東日本エリアの製造体制を再編する。
これにより、真岡松下電工は栃木県真岡市と群馬県太田市の2工場体制として新たにスタートし、あわせて、社名を「北関東松下電工（株）（現時点では仮称）」に変更する。
松下電工の住設建材分野の中核事業の一つであるシステムキッチン事業の一層の強化を図る施策の一環として、システムキッチンの製造拠点の最適配置化を、連結子会社を含めて行う。
製造機能の重複解消・集中生産による製造力アップ、および配送の効率化など、システムキッチンの製造面における一層の合理化実現や効率的かつ安定的な供給体制の確立を図る。
