（株）ヒガシトゥエンティワンの平成18年3月期決算短信の経営成績は下記のとおり。
同社は内部管理体制の一層の充実と営業収益の拡大を図り、新規事業等にも積極的に取り組み、営業収益は174億98百万円（前年同期比1.8％増）、営業原価は営業収益拡大に伴う営業原価の増加と営業所の移転に伴う費用の増加により146億9百万円（2.3％増）となった。
営業総利益は倉庫事業等の売上増加もあったが28億89百万円（0.7％減）、営業利益は5億76百万円（18.3％減）、経常利益は5億60百万円（15.8％減）、当期純利益は有価証券売却益により3億51百万円（2.4％増）となった。
事業部門別の業績
運送事業部門
新規開拓と既存取引先に対する営業努力等による輸配送の受注増加並びに事務所移転やビル内デリバリーセンター等の受注があったが、前年の大型事務所移転等の営業収入をカバー出来ず、営業収益は129億83百万円（0.8％減）、営業総利益は20億33百万円（2.9％減）。
倉庫事業部門
当阪神ロジネットセンター第2棟と電器商品配送センターの売上増加により、営業収益は17億1百万円（8.3％増）、営業総利益は5億83百万円（7.2％増）。
その他事業部門
ＯＡ機器・ＰＣの販売及び介護用品レンタル収入の増加により、営業収益は28億14百万円（10.9％増）、営業総利益は2億71百万円（0.2％増）。
次期の見通し
内部体制の一層の充実による経営の効率化と首都圏、中部圏はもとより近畿圏でも物流事業を中心とした営業活動と新規事業等の営業展開により、事業収益の拡大を図っていく。
業績は、営業収益182億72百万円（前4.4％増）、経常利益は6億円（7.1％増）、当期純利益は2億93百万円（16.5％減）を予想している。
