トランコム（株）の平成18年3月期決算短信（連結）の経営成績は、下記の通り。
今年度の主な動き
平成17年5月三重県桑名市に桑名事業所を開設
平成17年7月千葉県船橋市に千葉情報センター、滋賀県草津市に滋賀情報センター開設
平成17年8月大阪市にコープ宅配大阪営業所開設
平成17年10月埼玉県加須市に加須ロジスティクスセンター開設
埼玉県戸田市に戸田事業所開設
大阪市に大阪第2情報センター開設
平成17年12月貨物運送事業を行う、（株）ジージェイライン営業開始
以上の結果、当連結会計年度の営業収入は478億円（前期比16.0％増）、営業利益は21億8千7百万円（5.3％増）、経常利益は21億8千6百万円（5.8％増）、当期純利益は12億7千7百万円（12.4％増）となった。
セグメント別の業績
ロジスティクスマネジメント事業
新規拠点の開設と前年度に開始した業務の通期寄与により、増収となったが、事業所立上げのイニシャルコストが大きく発生し、減益となった。
営業収入129億2千5百万円（12.6％増）、営業総利益11億7千5百万円（2.6％増）、営業利益7億4千6百万円（0.6％減）。
物流情報サービス事業
新規拠点の順調な稼動と、既存のセンターの生産性向上により増収増益となった。
営業収入240億5千2百万円（23.2％増）、営業総利益10億1千9百万円（18.3％増）、営業利益8億2千7百万円（16.5％増）。
貨物運送事業
会員制宅配業務の受託エリア拡大により増収となったが、燃料価格の高止まりの影響や、共同配送部門における輸送効率の大幅な低下等が要因となり、減益となった。
営業収入88億9千万円（10.4％増）、営業総利益9億1千5百万円（2.7％増）、営業利益5億2千7百万円（4.0％減）。
自動車整備事業（省略）
アウトソーシング事業
新規の受託等により増収となったが、不安定な運営状況から人件費などの費用がかさみ、大きく減益となった。
営業収入19億4千1百万円（3.0％増）、営業総利益1億5千9百万円（29.1％減）、営業利益0.1百万円（99.7％減）。
次期の見通し
引き続き関東圏・関西圏での営業拡大を図っていくと共に、特に人材の育成に注力し、増収増益を達成すべく努める。
平成19年3月期業績見通しは、営業収入51,812百万円（8.4％増）、営業利益2,538百万円（16.1％増）、経常利益2,529百万円（15.7％増）、当期純利益1,443百万円（13.0％増）。
