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トランコム/平成19年3月期中間決算短信(連結)

2006年11月13日/物流施設

トランコム(株)の平成19年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は、下記の通り。

特にロジスティクスマネジメント事業、物流情報サービス事業に注力し、新規顧客の開拓、拠点の増設、品質・生産性の向上に努め、7月に愛知県大府市に食料品量販店向けの物流を行う名南事業所を開設し、各々の事業所・情報センターにおいて、改善活動を進めている。

これらなどにより、営業収入は267億4千1百万円(前期比16.8%増)、営業利益は11億5千4百万円(9.2%増)、経常利益は11億5千4百万円(8.5%増)、中間純利益は6億7千1百万円(10.8%増)となった。

セグメント別の業績
ロジスティクスマネジメント事業は、前期開設拠点の寄与及び不採算荷主からの撤退、また各事業所における生産性の向上により、増収増益となり、営業収入67億1千7百万円(6.6%増)、営業総利益7億4千6百万円(28.5%増)、営業利益5億2千7百万円(43.1%増)。

物流情報サービス事業は、前期開設拠点の寄与と既存のセンターの生産性向上により増収増益となり、営業収入141億9千4百万円(25.2%増)、営業総利益5億6千8百万円(24.8%増)、営業利益4億5千1百万円(26.3%増)。

貨物運送事業は、会員制宅配業務の受託エリア拡大により増収となったが、燃料価格の高騰の影響や、共同配送部門における輸送効率の大幅な低下等が要因となり、減益となり、営業収入47億3千万円(11.2%増)、営業総利益3億3千5百万円(29.8%減)、営業利益1億1千8百万円(58.6%減)。

自動車整備事業(省略)

アウトソーシング事業は、人員体制が整い、運営の安定化がされたが、前期と比べて減益となり、営業収入10億6千万円(15.4%増)、営業総利益9千万円(0.4%減)、営業利益9百万円(23.0%減)。

通期の見通し
貨物自動車運送事業の中で、現在拡大している生協個人宅配事業に特化した100%出資子会社を平成18年10月10日に設立した。また、サービスレベルの向上、エリアごとの多様化するニーズへの迅速な対応をはかり、事業拡大と、引き続き関東圏・関西圏での営業拡大を図っていくと共に、特に人材の育成に注力し、増収増益を図る。

平成19年3月期業績見通しは、営業収入53,582百万円(12.1%増)、営業利益2,477百万円(13.3%増)、経常利益2,463百万円(12.6%増)、当期純利益1,430百万円(12.0%増)。

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