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日本ロジステック/平成18年3月期決算短信

2006年05月19日/未分類

日本ロジステック(株)の平成18年3月期決算短信(連結)の経営成績は、下記の通り。

「顧客満足度の向上」「営業力の強化」「収益基盤の強化」を最優先課題として意識改革の徹底を図り、全社員挙げて業務改革に取り組んだ。

物流センターは、平成16年8月に開業した舞浜センター(千葉県浦安市)が当連結会計年度より通期に亘って稼動し、計画どおり安定した収益を達成できた。

同センターでは好調な荷動きにより、平成17年6月に約5,800㎡の倉庫を新規に賃借して営業能力を増強していたが、更なる増強を図るため平成18年1月より同賃借部分を解約の上、新たに約10,000㎡の倉庫を賃借し舞浜千鳥センターとして開業した。

顧客より最も需要の大きい千葉県浦安地区には既存の浦安センター、舞浜センターがあり舞浜千鳥センターを加え、約40,000㎡の倉庫面積を擁することになり、同地区の営業能力が大きく強化された。

連結子会社ひかりライン(株)は採算経営を重視し、利益率の高い配送業務に注力するなどの業務改善が功を奏し、7期ぶりの黒字転換となった。

これらの結果、営業収益は6,126百万円(前年度比6.5%増)となり、経常利益は383百万円(26.0%増)の増収。特別利益として平成18年3月に東京都千代田区の賃貸ビルの売却益354百万円を計上したが、特別損失として東京都江東区の物流センターの減損損失308百万円を計上したため連結当期純利益は198百万円(39.4%増)となった。

次期の見通し
総合的な一貫物流システムであるSCMを全センターで取り入れ、更に最先端のITシステムを駆使した物流提案型営業により他社との差別化を図り、営業収益の増加を目指す。

次期の業績見通しは、積極的な営業により倉庫面積、取扱貨物料ともに拡大傾向が続く予想ではあるが、不透明な要因も多く抱えており業績は前期に比べて厳しさを増す予想をしている。

その結果、次期営業収益は6,200百万円(1.2%増)と増収を見込んでいるが、経常利益は380百万円(1.0%減)と減益、当期純利益は210百万円(.6%増)と増益になる予定。

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