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オーナミ/平成18年3月期決算短信

2006年05月19日/未分類

(株)オーナミの平成18年3月期決算短信(連結)の経営成績は、下記の通り。

昨年4月に2隻目の自社船、第二オーナミ(総トン数:199トン)を購入し、中型貨物の海上輸送を強化するとともにことし3月には、因島事業所に大型造船ブロック等の場内運搬用200トン油圧式自走台車を導入し、また堺事業所には30トン天井クレーンを更新し、荷役のスピードアップに務めるなど設備の増強を図るとともに、韓国釜山に駐在員を派遣するなど積極的な受注活動を展開した。

当連結会計年度の営業収入は、94億5百万円と前期比15.3%の増収となった。営業収入が増加したことや一層のコスト削減に努めた結果、経常利益は3億34百万円と前期比38.2%の増加、当期純利益は、物流センターの土地・建物及び株式の売却等により特別利益3億56百万円を計上したことにより、3億23百万円と前期比106.7%の増収となった。

業種別の営業の主な状況
倉庫業、港湾荷役業は、主要取扱い品目の鉄鋼素材の荷役保管作業が引続き順調に推移したほか輸出用シールド掘進機、熱交換器等の船舶への積込み作業等を受注し、その収入は37億35百万円(12.5%増)。

陸運業は、厳しい受注環境ではあったが、各種鉄構製品、プラント機器、環境機器類、各種発電設備等の輸送を着実に受注し、その収入は26億51百万円(11.5%増)。

海運業は、自社船の増船に伴う業容拡大と各種発電設備、プラント機器、船舶用エンジン等、大型機器類の貨物輸送量の増加並びに運航効率の向上に努めました結果、その収入は22億74百万円(53.5%増)。

梱包業は、輸出用大型機器類の梱包作業が減少したことにより、その収入は3億85百万円(5.5%減)。

通期の見通し
引続き設備の増強による倉庫部門の強化、大型重量物輸出梱包事業への本格参入、低燃費車への車両更新など、企業戦略を充実強化する。次期の営業収入は84億円、経常利益2億50百万円、当期純利益1億10百万円を予想している。

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