南総通運（株）の平成18年3月期決算短信（連結）の経営成績は、下記の通り。
同社グループは、顧客ニーズに対応した物流サービスの提供により既存顧客との取引拡大と新規顧客の開拓を積極的に推進するとともに、コスト削減のため輸送の効率化と経費節減にも積極的に取組んだ。
この結果、当連結会計年度の営業収入は145億1千9百万円と前年同期比1億6千4百万円（1.1％）の減収となったが、経常利益は12億4千6百万円と前年同期比1億9百万円（9.7％）の増益となり、当期純利益は、固定資産の減損に係る会計基準を適用したことに伴い、特別損失を計上したので3億8千4百万円と前年同期比2億5千1百万円（39.6％）の減益となった。
事業の種類別セグメントの業績概要
物流事業
国内景気は順調に推移したが、国際貨物量の堅調な推移に比べ、国内貨物量は依然として低調で、原油価格の高騰による燃料の高止まりはコスト増となり、収益の圧迫に繋がった。
こ既存顧客の拡大等積極的な営業を展開したが、営業収入は13,036百万円と前連結会計年度に比べて27百万円、0.2％の減収。しかし、経費節減に努力した結果、営業利益は1,497百万円と連結会計年度に比べて9百万円、0.7％の増益。
建設事業、不動産事業、その他事業（省略）
次期の見通し
連結営業収入13,805百万円、連結経常利益1,241百万円、連結当期純利益は、726百万円を見込んでいる。
