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上組/平成18年3月期決算短信

2006年05月24日/未分類

(株)上組の平成18年3月期決算短信(連結)の経営成績は、下記の通り。

同社グループは、コンテナターミナル直結型の物流センターを中心とした独自の物流システムと、顧客ニーズを取り込んだサプライチェーンマネジメントをも含めた国際複合一貫物流を構築するなど、高規格でグローバルな総合物流サービスを提供するとともに、積極的な提案型営業の展開とコスト競争力の強化を推進し、経営の効率化にグループを挙げて取組んだ。

この結果、営業収益は前年度に比べ4.5%増収の1,952億79百万円となり、作業原価には、増収に伴う外注費の増加や設備投資に伴う減価償却費の増加がみられたものの全体として4.4%増加の1,617億98百万円にとどまり、販売費及び一般管理費は1.4%増加の142億9千万円となった。

利益面は、営業利益は8.3%増益の191億89百万円、経常利益は8.2%増益の203億66百万円となり、当期純利益も7.3%増益の119億5千万円となった。

事業別の概況
港湾運送事業部門
コンテナターミナル作業の増加を中心に順調な推移となり、取扱貨物別にみると、輸出貨物は自動車、コンテナなどの取扱いが増加となり、輸入貨物もコンテナ、穀類、鉄鋼製品などの取扱いが順調な伸びを示した。

この結果、港湾運送事業部門の営業収益は682億46百万円と3.3%の増収。

倉庫および運輸関連事業部門
新設物流センターの稼動に伴う増床効果やサプライチェーンマネジメントをも取り込んだ一貫物流の浸透による、倉庫や自動車運送関連の各事業の取扱いが増加するとともに、国内景気を反映した倉庫工場荷役請負事業の取扱いも増加となり、総じて順調に推移した。

この結果、倉庫および運輸関連事業部門の営業収益は1,118億79百万円と4.2%の増収。

その他事業部門におきましては、エネルギー関連作業や機工作業が順調に推移するなど、総じて好調な取扱いで、営業収益は151億52百万円と13.3%の増収。

次期の見通し
顧客に最適な総合物流サービスを提供する業界のリーディングカンパニーとして、戦略的な設備投資と顧客ニーズに徹したサービスの展開により、収益の拡大とコスト競争力の強化を推進し、更なる発展を目指す。

平成19年3月期の連結業績予想は、作業収入2,020億円、経常利益215億円、当期純利益126億円を見込んでいる。

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