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住友倉庫/平成18年3月期決算短信

2006年05月24日/未分類

(株)住友倉庫の平成18年3月期決算短信(連結)の経営成績は、下記の通り。

営業活動を一段と強化した結果、営業収益は物流事業の増収により105,696百万円と前期に比べ6.8%上回ったが、営業利益は不動産事業の減収が響いて5,704百万円と前期に比べ10.5%下回り、経常利益も受取配当金の増加などがありましたものの6,337百万円と前期に比べ1.6%減益となった。

一方、当期純利益は、投資有価証券売却益などによる特別利益があり4,779百万円と前期に比べ15.1%の増益となった。

事業の種類別セグメントの概況
物流事業
倉庫業は、新倉庫の通期稼働による貨物保管残高の増加が寄与して倉庫業収益は13,468百万円(3.6%増)。港湾運送業は、コンテナ荷捌は中国をはじめとするアジア航路のほか北米航路の取扱いが増加し、一般荷捌も輸出、輸入とも順調に推移したため港湾運送業収益は35,248百万円(6.4%増)。

国際輸送業は、一貫輸送が日中間に加え日米間でも好調であったほか、海外連結子会社の増収が寄与し、国際輸送業収益は25,597百万円(26.6%増)。陸上運送業ほか収益は、22,500百万円と前期並。

以上の結果、物流事業は全般的に順調な取扱いとなり、全体の営業収益は96,814百万円(9.0%増)、営業利益は4,171百万円(13.8%増)。

不動産事業(省略)

次期の見通し
物流事業は、国内外において、拠点のさらなる拡充を図るとともに、高品質なサービスを提供し、不動産事業につきましても、保有資産の活用を中心に営業活動を展開する。

次期の営業収益は、物流事業が引き続き堅調に推移する一方、不動産事業も平成18年3月に竣工した賃貸用住宅の稼働が寄与するなど、増収が見込まれるので、全体で当期を4.1%上回る1,100億円を予想している。営業利益は、物流事業の増加に加え、不動産事業も増収となるので、当期を12.2%上回る64億円を、経常利益も当期を8.9%上回る69億円を予想している。

当期純利益は、当期は投資有価証券売却益等の特別利益の計上があったので、当期を16.3%下回る40億円を予想している。

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