モトローラは、シンガポールに大型SCM施設「グローバル・サプライ・チェーン・コントロール・タワー（SCCT）」を建設する。移動通信機器やネットワーク整備など同社のあらゆる事業分野の効率性や生産性の向上を図る目的。
投資額は6000万米ドルで、投資期間は2年間。現在の同社施設の拡張と新設により、シンガポールを製造やサービスの拠点とする計画で、2007年までに約200人を地元から雇用する。
製造面では、同社の主力技術となっているGMS、3Ｇ、CDMAのラインを充実させていく。
同社にとってアジア・太平洋地区は、調査研究（R＆D）拠点37カ所、製造拠点4カ所を展開するなど重要な地域となっている。現在、既に年間100億ドルに上る製造・物流などのSCM事業について、シンガポールを軸に行なっている。（翻訳）
