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国土交通省/海上コンテナの幹線道路ネットワーク対策

2006年06月09日/未分類

国土交通省は、国際競争力強化のため、国際標準コンテナ車が積み替えなく通行できる幹線道路ネットワーク(国際物流基幹ネットワーク)の確保に取り組み、当該ネットワーク図、通行支障区間と解消対策等を公表した。

国際標準コンテナによる輸出入が大幅に増加し、その港からの陸上輸送のほとんどは海上コンテナ用セミトレーラ(フル積載時44t,高さ4.1m)によっているが、物流上重要なルート上においても、橋梁の強度等の問題による通行支障区間が存在し、迂回や積み替えなどによりリードタイムやコストが増加するなど、国際競争力強化の観点からも大きな課題となっている。

地方整備局等が効率的な物流ネットワークを構築する観点から、現在の供用区間を対象に、国際標準コンテナ車の通行を可能とすべき、幹線道路ネットワーク約2万9千kmを選定したが、このうち、国際標準コンテナ車が通行できない区間が約560km(47区間)あり、緊急対策事業により早急に解消を図っている。

既存のネットワーク約2万9千kmに、今後中期的に整備が図られる予定の三大都市圏環状道路を含む高規格幹線道路及び直轄国道を含め、将来的には、全体として約3万4千kmの国際物流基幹ネットワークが完成する。

国際コンテナ通行支障区間の状況及び対策一覧は、下記アドレスを参照。
http://www.mlit.go.jp/road/press/press06/20060608/4.pdf

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