（株）日本レップは7月7日、栃木県足利市と独立行政法人中小企業基盤整備機構（以下：中小機構）が企業誘致を目的に推進する足利インター・ビジネスパーク内で、大型物流施設建設を着工した。竣工は、2007年3月。
足利インター・ビジネスパークは、第6次足利市総合計画のリーディングプロジェクトとして位置づけられ、企業誘致推進により、新たな産業分野の拡大や産業構造の変革、雇用の創出などが期待されている。
また、現在整備中の北関東自動車道が全線開通した際には、国際港湾の常陸那珂港とダイレクトに接続し、東京から放射状に伸びる常磐自動車道・東北自動車道・関越自動車道などの既存の高速道路に環状道路として接続することにより、広域的･効率的なネットワーク化が進み、首都圏の物流体系の再編と地域産業の活性化が期待されている。
日本レップは北関東自動車道完成を見据え、いち早く足利市に物流拠点を構えることで、首都圏北部の物流関連企業のニーズに応えると共に、新たな雇用の促進、物流システムの発展など、地元足利市の経済活性化へ貢献する。
同施設は、フットワークエクスプレス（株）が既に入居テナントとして決定しているため、ビルド・トゥ・スーツ形式でテナントニーズにマッチした構造となる。延床面積36,982.80㎡、鉄骨造3階建、両面フルオープンバースを確保したスルー型施設となる。
