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新日鉄ソリューションズ、アプリソジャパン/製造・物流実行管理ソリューション推進で協業

2006年07月24日/未分類

新日鉄ソリューションズ(株)とアプリソジャパン(株)は、疎結合な分散環境でリアルタイム協調を実現する製造・物流実行管理ソリューションの推進で協業した。

その中核となるソフトウェアプロダクトとして、アプリソの製造・物流実行管理プラットフォーム製品であるFlex Netを適用する。

これまで大企業をはじめとする多くの製造業が、ERP、SCM等の中央統制型による全社基幹業務システムの導入に取り組んできました。これらの導入がほぼ一巡するなかで、中央統制型システムにおける下記の課題が浮き彫りになってきている。

中央統制型システムでは、製造・物流現場で必要なシステム化が不十分なため、現場効率改善が達成できていない。または、製造・物流現場毎の独自仕様でのシステム開発が多くなされ、重複した機能開発、再利用ができない、現場間の連携が取れない、などの事態が発生している。

中央統制型計画立案では、全社のビジネス規模が大きい場合、立案頻度は、日次が限界である。そのため、製造・物流の現場で、中央統制型計画からの乖離(遅れ、仕損じ)や例外処理が発生した場合、計画の修正に時間がかかり、修正反映までのビジネス上の損失が発生する。

中央統制型計画立案で前提となる”全社マスタ統合”等の実現ハードルが高く、中央統制型システム導入のメリットを十分得ることができない。

これらの課題を背景に、”製造・物流現場の実行層での自律的な対応および製造・物流現場間の協調を促進するシステム”に対する要求が高まっている。

分散リアルタイム協調製造・物流実行管理ソリューションは、Flex Netをベースにコンポーネントを追加した全社での統一的なフレームワークに、工場等製造・物流の現場の独自仕様を盛り込んで構築する。

複数の製造・物流実行管理システム間では、連携が必要なトランザクションデータを、リアルタイムに疎結合連携する。製造・物流実行管理システムと全社基幹業務システム間では、全社で連携が必要な情報を、全社基幹業務システムが求める頻度に合わせて疎結合連携する。

これらの疎結合連携には、Webサービス・XMLを使用。また製造・物流実行管理システム内では、RFIDデータによる入出荷トランザクション生成に対応し、かつ、トレーサビリティ情報を保存、検索可能とする。

問い合わせ
新日鉄ソリューションズ(株)
産業ソリューション企画推進部鈴木
TEL03-5117-6063
ind-marketing@iss1.ind.ns-sol.co.jp

アプリソジャパン(株)
営業部荒木
TEL03-5404-3820
info@apriso.co.jp

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