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三洋電機ロジスティクス/平成19年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)

2006年07月27日/未分類

三洋電機ロジスティクス(株)の平成19年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)の経営成績は、下記の通り。

当第1四半期における日本経済は、原油価格の高騰、株価下落および米国経済の減速懸念などはあったものの、企業収益、設備投資の増加が続くなど、景気は引き続き回復基調で推移した。

物流業界は、中国などアジア地域を中心に国際貨物輸送は堅調に推移したものの、国内貨物輸送は、貨物量が増えない中で業者間競争が激化し、依然として厳しい経営環境に直面している。

一方、同社の主力である家電業界の物流においては、デジタル家電等は好調に推移したものの、天候不順による夏物季節商品の出足不調および情報関連商品の販売不振などにより総貨物量は伸び悩んでいる。

このような事業環境の中、同社グループは既存顧客との取引拡大および新規顧客獲得に積極的に取り組み、ロジスティクス・ソリューション事業は家電量販店向け3PL事業の都市型大型店舗でのスルー業務(仕分け)や店内物流など荷主物流スタイルの変化に対応したビジネスモデルの推進および宅配・設置対応等に取り組むなど取引拡大を推進した。

また、国際物流におきましては前期より引き続き商物一体契約(集荷地点で商品を購入し、配送地点で物流フィー等を加算して販売する契約)方式からコミッション契約(物流フィーでの契約)方式への切り替えを進める中、輸出入貨物の受託拡大に努めた。

これらの結果、当第1四半期の営業収益は、ロジスティクス・ソリューション事業は既存顧客との取引拡大により増加基調で推移したものの、国際物流事業において上記契約方式への切り替えを進めたことにより同事業の営業収益が減少したことに加え、国内一般物流事業における天候不順による季節商品の貨物量減少等が影響し、10,465百万円となった。

利益面は、北海道地域の物流拠点統合等により拠点運営効率化を進めた他、配送・構内作業原価削減や倉庫原価の低減などに努めたが、3PL事業のIT商品を中心に小物物量の占める割合が上昇したことによる利益率の低下、また国内貨物量減少に伴う利益額の減少等により、営業利益は378百万円、経常利益は401百万円となり、四半期純利益は203百万円となった。

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