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三洋電機ロジスティクス/第3四半期連結決算、上期の落ち込み挽回できず

2007年01月26日/3PL・物流企業

三洋電機ロジスティクス(株)が1月25日に公表した平成19年3月期第3四半期業績(連結)によると、国際物流事業が新規顧客の獲得などで好調だったのに対し、国内は白物家電製品の貨物量が減少した。

主力の家電業界の物流が、デジタル家電などは好調に推移したものの、情報関連商品、白物家電製品の販売不振などで総貨物量が伸び悩んだ。

ロジスティクス・ソリューション事業では、家電量販店都市型店舗での3PL事業展開、宅配・設置事業の新規顧客獲得に取り組むなど取引拡大を推進した。

国際物流事業は前期より引き続き、集荷地点で商品を購入し、配送地点で物流フィーなどを加算して販売する商物一体契約方式から、物流フィーでの契約方式に切り替えを進め、輸出入貨物の受託拡大に努めた。

国内一般物流事業は、暖房機器メーカーなど数社との取引を新たに開始した。

このほか物流拠点の統合などによる拠点運営効率化、配送・構内作業原価削減、倉庫原価の低減などに努めたものの「上半期の落ち込みを挽回するまでには至らなかった」ため、利益面で落ち込んだ。

売上高はほぼ横ばいの341億3,100万円(前年同期比0.2%増)、営業利益は15億8,900万円(同15.0%減)、経常利益16億7,400万円(同5.4%減)となり、四半期純利益は9億3,700万円(同11.1%減)。

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