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新日鐵住金ステンレス/SAP製品を核にシステム基盤刷新

2006年07月27日/未分類

SAPジャパン(株)は7月26日、新日鐵住金ステンレス(株)(以下:NSSC)が、事業の可視化を支援するシステム基盤の整備、および経営統合に伴うシステム統合の一環として、基幹業務(ERP)パッケージmySAP ERPを導入し、安定稼動を確認したことを発表した。

2005年3月から導入を開始しており、2006年4月に予定通り本稼動させた。日本の鉄鋼メーカーにおける初めての大規模短期導入となり、既存システムを活用しつつ、mySAP ERPを中核とした短期・低コストでの導入と業務改革を実施している。

NSSCは2003年10月、国内最大のステンレスメーカーとして新日本製鐵(株)と住友金属工業(株)のステンレス部門の統合によりスタート。以来、生産設備の集約や商慣行の改革等を推進するとともに、グローバルレベルでの大競争を勝ち抜くため、環境変化のスピードに即応しうる事業管理・戦略立案機能の強化を目指し、社内の体制強化および基盤の構築に努めてきた。

こうした中、SAP製品がグローバルスタンダードであること、および企業合併時のシステム統合や鉄鋼業界における実績と専門知識を評価し、mySAP ERPの導入を推進し、稼動に至った。

NSSCは、会計、原価計算、購買、設備保全業務へSAP製品を適用し、現在3ケ所の製造所の既存システムとも連携した全社レベルでの統合システムを構築している。

NSSCは今後、SAP製品を統合業務システムの中核と位置づけ、より自律的かつ迅速な運営を支える経営管理システムを実現するインフラとして活用し、いかなる環境変化のもとでも安定的・持続的に成長しうる経営体質の実現を目指す。

問い合わせ
http://www.sap.com/japan/contactsap電話03-3273-3333

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