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商船三井/大井コンテナ埠頭に太陽光発電設備

2006年07月31日/未分類

(株)商船三井 グループは、国際コンテナターミナル(株)(TICT)は、大井コンテナターミナルを「環境対策モデルターミナル(エコ・ターミナル)」と位置付け、太陽光発電設備を導入する。

導入を決定したターミナルは、同社が(財)東京港埠頭公社から借り受け、TICTが運営している東京港大井コンテナ埠頭第3・4号バース。

国内のコンテナターミナルとしては初の大規模導入であり、その発電容量(200kW)は、民間の太陽光発電設備としては東京都内で最大規模。

設備により発電が見込まれる電力(185千kWh/年間)は、同ターミナル内、主に管理事務所にて使用予定。設備導入により、通常の火力発電に必要な原油を年間約4万5千リットル削減できると同時に、その際発生するCO2も年間約128トン削減することを見込んでいる。このCO2の量は、約36ヘクタール(東京ドーム7.7個分)の面積の森林が1年間で吸収する量に相当する。

設置にあたっては、新エネルギー・産業技術総合開発機構(通称NEDO)が実施する「太陽光発電新技術等フィールドテスト事業」制度を活用し、ことし10月に着工、2007年1月に完工、同4月からの運用開始をする。

設備の概要
設置場所:東京国際コンテナターミナル4号バース ゲート棟及び洗車棟の屋上
設置面積:1,634.21m2
太陽光パネル(1,323mm×1,004mm)1,200枚
発電容量:200kW
年間発電量 :185千kWh
ターミナル内の管理事務所における消費電力の約20%を賄うことが可能

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