UPSの第2四半期連結決算は、売上高が前年同期の101億9000万ドルから117億4000万ドルに、営業収入が15億5000万ドルから17億ドルに、1日あたりの取り扱い貨物量が1410万個から1500万個に、希薄化後1株当たり利益が0.88から0.99にそれぞれ増大した。
国際小口貨物取扱量は前年同期比6%増(84万1000個)となった。同社は今後も、この分野での堅調な需要増を予想している。
UPSは同四半期中、米ケンタッキー州ルイヴィル地区のワールドポートにある巨大ハブについて、延べ110万平方フィートの拡張計画を発表している。この拡張は5カ年計画で、1時間あたりの貨物取り扱いキャパシティーは60%増大して48万7000個となる見込み。
同四半期の売上高を事業部門別にみると、米国内小口輸送は69億4000万ドルから74億6000万ドルに、国際小口輸送は20億ドルから22億3000万ドルにそれぞれ増加した。国際小口輸送の取扱個数は16.5%増となった。(翻訳)