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近鉄エクスプレス/4-9月の売上高40.3%増、営業利益78.2%増

2010年11月09日/決算

近鉄エクスプレスが11月9日に発表した2011年3月期第2四半期業績によると、売上高1329億1200万円(前年同期比40.3%増)、営業利益49億4200万円(78.2%増)、経常利益53億9900万円(84.4%増)、当期利益39億5600万円(168.0%増)となった。

地域セグメント別売上高は、日本が565億8500万円。航空輸出貨物の取扱い重量は前年同期比32.6%増となった。海上輸入貨物では、エレクトロニクス関連品や雑貨が増加し、取扱い件数で24.1%増だった。

米州は161億7200万円。航空輸出貨物は、半導体・液晶を中心としたエレクトロニクス関連品の輸送需要が回復が大きく、取扱い重量は35.8%増。航空輸入貨物はスポット貨物取扱いによる物流の増加もあり、取扱い件数は34.0%増となった。

欧州・中近東・アフリカは111億4500万円。航空輸出貨物はメディカル関連品の取扱い増加や中東向けスポット貨物などにより、取扱い重量は前年同期比52.3%増。航空輸入貨物では、自動車関連品や薄型テレビ関連品の物量が増加し、取扱い件数は前年同期比29.8%増となった。

東アジア・オセアニアは392億9600万円。航空輸出貨物は、事務機器やデジタル家電品等エレクトロニクス関連品の取扱いが拡大し、重量で前年同期比93.3%増。航空輸入貨物は、半導体関連品や液晶関連品の物量が増加し、取扱い件数は前年同期比28.0%増だった。

東南アジアは119億5900万円。航空輸出貨物では、エレクトロニクス関連品の順調な回復に加え、スポット貨物の取扱いも寄与し、取扱い重量は前年同期比72.7%増。航空輸入貨物は、エレクトロニクス関連品を中心とした荷動きが引続き堅調に推移し、取扱い件数は25.0%増となった。

通期の業績予想は、売上高2600億円(22.7%増)、営業利益108億円(44.9%増)、経常利益113億円(40.7%増)、当期利益76億円(66.3%増)の見通し。

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