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JR貨物リサーチセンター調べ/鉄道貨物輸送2月分、車扱貨物が5.8%増加

2008年04月24日/調査・統計

JR貨物リサーチセンターが4月22日、4月分の経済と物流の動向をまとめた。
鉄道貨物輸送では、2月中旬に東北線宇都宮駅-雀宮駅間で乗用車衝撃事故があったほか、下旬に北日本地区を中心とした強風・大雪による輸送障害が発生し、高速貨151本、専貨8本が運休した。
荷動きについては、輸送障害の影響はあったものの、気温の低下により石油の出荷が好調であったほか、閏年により営業日が多かったこともあり、全体としては堅調に推移した。
コンテナ貨物は、自動車部品のほか、農産品・青果物、積合せ貨物などすべての品目が前年を上回り、全体では前年同月比5.7%増となった。農産品・青果物は民間流通米及び北海道地区の野菜類の出荷が強勢だった。
また、積合せ貨物は一部事業者の利用拡大により増送となった。
車扱貨物は、石油、石灰石などが前年を上回り、全体では前年同月比5.9%増となった。石油は気温の低下による灯油の好調な出荷、石灰石については前年、鉄鋼メーカーの高炉改修工事に伴う出荷調整があったことにより、大きく増送となった。
JR貨物全体では、5.8%増となった。

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