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三菱倉庫/物流事業の売上高10%減

2010年05月01日/3PL・物流企業

三菱倉庫が4月30日に発表した2010年3月期の業績は、売上高1483億4700万円(前期比7.8%減)、営業利益102億8100万円(9.2%減)、経常利益115億1200万円(8.5%減)、当期利益61億500万円(5.6%減)となった。

物流事業では、前期後半に稼働した埼玉県の三郷配送センターの寄与などにより医薬品の取扱が増加したものの、全般に荷動きが低下したため、売上高は倉庫事業でが261億5700万円、陸上運送事業で238億400万円(2.7%減)となった。

港湾運送事業は、コンテナ貨物の取扱が減少したため、売上高は9.8%減の180億8700万円、国際運送取扱事業は、輸出入貨物の取扱が減少したほか海上運賃単価下落や為替円高の影響もあり、売上高が22.2%減の333億7500万円だった。

この結果、物流事業全体の売上高は、1122億8000万円(10.0%減)で、営業費用は貨物取扱量の減少に伴い作業運送委託費が大幅減少したため、埼玉/三郷配送センターの通期稼働等に伴い減価償却費が増加したものの1,089億1600万円(9.9%減)となり、営業利益は33億6300万円(12.9%減)となった。

次期は、物流事業の倉庫、陸上運送、港湾運送、国際運送取扱の各事業とも貨物取扱量の回復による増収が予想され、売上高1590億円(7.2%増)、営業利益112億円(8.9%増)、経常利益125億円(8.6%増)、当期利益68億円(11.4%増)を見込んでいる。

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