日本通運（株）の平成19年3月期第1四半期財務・業績の概況（連結）の経営成績は下記の通り。
物流業界は、国際貨物の輸送需要は回復傾向を示しましたものの、国内貨物の輸送需要には目立った改善は見られず、厳しい状況のまま推移した。
このような経営環境のもと、同社グループの第1四半期は、国内において航空・海運部門における国際関連貨物の輸出の取り扱いが伸長し、海外子会社の取り扱いも米州、欧州、アジア・オセアニアの各地域で順調に増加した。
この結果、売上高は4,481億円と前年同期に比べ163億円、3.8％増となり、経常利益は115億円と前年同期に比べ11億円、11.6％増となった。四半期純利益は62億円となり、前年同期が固定資産の減損損失137億円等により四半期純損失10億円であったことに比べ、73億円の増益となった。
