アサヒビール（株）は、平成18年12月期中間決算短信（連結）の会社の対処すべき課題のグループ事業の構造改革面で、営業経費の効率化、最適な生産・物流体制の構築や原材料の調達プロセスの見直しなど、多様な取り組みを行い、一層の収益構造の変革を進めていくとしている。
（株）エルビーとアサヒ飲料（株）と生産・物流面で連携を強化し、グループ内での相乗効果を生かした事業の拡大を進めるという。
国際事業では、急成長している東南アジア諸国と、台湾、韓国などの東アジアにおけるビール事業について、一層の成長拡大と最適なサプライチェーンの構築による収益性の向上を進める。
経営成績でも、飲料事業で、アサヒ飲料が収益基盤の確立と同時に、飛躍的な拡大を目指すに相応しい体制を構築し、長期的な成長路線を築くため、「成長戦略」と「構造改革」に引き続き取り組むとともに、マネジメント力の強化及び企業品質の向上に取り組んだとしている。
「構造改革」は、生産と調達分野において従来の取り組みを大幅に見直し、生産物流構造改革及び調達構造改革を推進しているという。
