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日立システムアンドサービス等/小売・卸業の現場担当者向けに商品情報・ナレッジ提供

2006年08月21日/未分類

(株)日立システムアンドサービス、三井物産(株)、三井情報開発(株)、インフォテリア(株)は、小売・卸業向けの現場担当者へ商品情報やセールストーク・口コミ・クレームなどの商品ナレッジを迅速に提供する「商品情報エンタープライズDB」の分野で協業することで合意し、9月1日よりソリューションの提供を開始する。

小売・卸売業においては、働き方の多様化・競争激化による人的コスト削減圧力といった要因によりパート・アルバイトが販売現場の中心を担いつつある。

その雇用形態上、パート・アルバイトは長期的な視野に立った従業員への教育・育成を十分に行うことが難しく、現場従業員は十分な商品情報・ナレッジを持たずに業務を行う傾向があるため、顧客に十分に商品について説明することができず、機会損失が発生するという課題が顕在化している。

また、多くの小売・卸売業では、多様化する顧客ニーズへ対応するため取扱商品数の増加・頻繁な商品の入れ替えを行っており、それがこの傾向に拍車をかけている。

商品情報エンタープライズDBでは、日立システムが持つ高いSI技術力のもとに、ファイル・データベース・EXCEL・Lotus Notesといった多様なデータソースとのシステム連携を容易に実現する「ASTERIA」と、従来のRDBと異なり事前にデータベーススキーマを設定することなく非定型の情報を柔軟に格納する事ができるデータベースエンジン「NeoCoreXMS」を組み合わせ、商品に関する定量的な情報と定性的な情報(ナレッジ)を統合管理し、現場担当者へ商品をキーにしたセールスナレッジを提供するための基盤を構築する。

商品情報エンタープライズDBは、基幹システムに存在する基本的な商品情報や在庫情報といった定量的なデータ及びCRM/SFA/コールセンターシステム等、散在するシステムに蓄積された顧客の商品評価・販売上の注意点・クレーム情報・セールストーク・関連購買製品情報など定性的な非定形情報を「ASTERIA」で収集し、商品情報統合データベース(「NeoCoreXMS」)に構築することにより実現する。

これにより例えば、商品に関する顧客問い合わせに対し、経験の少ない又は十分なナレッジを持たない現場担当者でも、商品をキーとしたセールスナレッジを容易に検索・参照することが可能となり、迅速かつ適切な顧客対応を行う事が可能になる。

また、情報の登録・参照には一般的に使用されているEXCELを活用することにより、現場担当者の教育コスト削減が可能。

本ソリューションの提供により、セールスナレッジが顧客窓口である販売員に提供され、販売機会損失低減・商談の短サイクル化・CS向上・同業他社との差別化といったメリットをもたらし、企業の競争優位ひいては売上・利益の拡大を実現することが可能。

本ソリューション(商品情報エンタープライズDB)の、最小構成価格は、1,500万円で、日立システムでは、今後3年間で約7億円の販売を目標にしている。

問い合わせ
(株)日立システムアンドサービス
営業統括本部第1営業本部第1営業部
担当:辻正孝、名原和芳
TEL03-6718-5801
asteria-info@hitachi-system.co.jp

三井物産(株)/三井情報開発(株)
MitsuiNeoCoreCenter
担当:中村昌平
TEL03-5577-8211
support@neocore.jp

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